平成29年度行政書士試験講評ー憲法
●全体 ●基礎法学 ●憲法 ●行政法 ●民法 ●商法 ●多肢選択式 ●記述式 ●一般知識等
■憲法
問題3~5は正解しておきたい問題です。特に問題5の条文問題は絶対正解しないといけません。
ただし、問題4の奈良県ため池条例の判例については、判決の論旨として妥当でないものを選ばせる問題は、現場では答えを出すのに少し迷ったかもしれません。昨年度も問題4で、本年度と同様、判決の論旨に含まれていないものを選ばせる問題が出ていますから、今後もこの手の問題は出てくると思います。判例については結論だけ知っていても対応できないということです。
問題6は予算法形式説が浮かぶかどうか。また問題7は過去問に類題がありますので得点して欲しいです。ただ肢1で迷って混乱した方もいらしたと思います。