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行政書士試験・合格への道しるべ

夢で義務付け訴訟が出題された (2013.11.9up)

夢の中で受験してました(もっと楽しい夢をみたいのに!)。

最後に義務付け訴訟が出たというところで、あれこれ 騒いで目が覚めました。

正夢になるかどうかはわかりませんが、義務付け訴訟について、 まとめておきます。

義務付け訴訟とは、

 『行政庁にその処分又は裁決をすべき旨を 命ずることを求める訴訟』

要は、あんたこの通りにヤレって裁判所に命じてもらうもの。


これには2種類あります。申請型と非申請型

【申請型】
申請や審査請求をしたけど、
1)なんの返事もくれない(不作為)
あるいは
2)処分や裁決の結果が気に食わない
ときにします。 

1)については、不作為違法確認訴訟と併合提起
2)については、取消訴訟または無効等確認訴訟と併合提起
します。

たとえば年金の受給について拒否処分を受けたという場合。
受給拒否という処分を取り消したところで、年金の受給が 得られるようになるわけではありません。

このように行政側から積極的に給付を得たいというケースでは、 拒否処分の取消しなどを求めるとともに
受給の義務付けを訴えていくこといなります。

ということで、原告適格は、「法令に基づく申請又は審査請求を
した者」ということになります。

【非申請型】
行政庁が一定の処分をするべきであるのにしないときに ○○をやってくれ! というときにします。

工場が汚い排水を垂れ流ししているのに行政が何もしない、
迷惑千万だから、改善命令とか出してくれ!というような
ケースを思い浮かべていただくとよいと思います。

こっちは申請が前提となっていないので、原告は誰でもよさそう ですが、そこは税金を使って
裁判をするわけですから、 裁判するのにふさわしいだけの資格が必要とされます。

すなわち、原告になれるのは、行政庁が一定の処分をすべき旨を 命ずることを求めるにつき
『法律上の利益を有する者』
ここの『 』のところがポイントです。

先の例でいえば、工場の周辺の住民とかでしょうね。

いくら排水を垂れ流しているといっても、そこの影響を 全く受けない人は義務付け訴訟を
提起することができません。

しかも、裁判所が、行政庁に対してコレやれと口を 出す場合ですから、それ相応の事由が必要。

それが
@重大性…一定の処分がされないことにより 重大な損害を生ずるおそれがあるとき

A補充性…その損害を避けるため他に方法がないとき

やってもらわないと、大変なことになりますのや〜(叫)
他に方法もありませんのや〜(叫)
ということが必要。

さて、提訴期間については、申請型・不申請型とも 特に定めはありません。
処分などをしてもらう必要がある限り、提訴できます。

ただし、1点だけ注意。

申請型で処分や審査請求の結果が気に食わなかった という場合です。
この場合に取消訴訟と併合提起するためには、 取消訴訟の提訴期間内にする必要があります。
(無効等確認は、提訴期間なし)

以上、夢にまでみた義務付け訴訟でした。



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